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Channel: 月明かりの下で語りたい。
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魔女の叔母。

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母と縁を切って、しばらく経つ。

ずっとそうしなくちゃならないと思っていながら可哀そうで出来なかった。

私という入れ物にはが入っていた。すべて洗脳され、思うように操られていた。
それはsacrificeだとずっとあきらめていた。もう私の人生は終わるだけだと、好きに母に操られていいって思って生きてきた。

でも心が分裂して、自分自身を切り刻む。
気が付くといつも「死」を見つめてばかり。

あたしはいつからこうなったんだろう?
こんなに母に支配されている人生って?
私が誰かを好きになる。
そしたら母は疑似体験をする、うっとりとした表情で。
「あんたがこの間あった人この人でしょーー」って。

なんだ?って思った。違う?って。
いまま気にならなかった事が俄然意味が反転した。
猛烈に反発する心がわきあがった。
母はいつもいう、私はすべてをあんたに捧げた。
それは、私にも強要すること?なの?

私と母はどうやら話す言語が違うから何度話しても分かってくれない。

心からドクドクと血があふれ出て、止まらない。
だからそれをとめる為に、体を傷つける。
それの繰り返し。

「あんた
その優しさで死んじゃうよ」

ある人が言ってくれたから決心した。

そうして少し前に進んだ。

後悔しない。

それが今の目標。ひとりの足で自立するそれが願い。

今しばらく母の事は思い出したくない。
そうしたら、一族の魔女である母の妹が1カ月に一回くらいの割合でやってきては
買い物袋毎置いて行く。
そんな事母にはしてもらった事が無い、いつもしてあげてばかりだったから。
叔母の事好きじゃなかった。
でも、肉親の愛ってあるのね。

魔女ならさ、一生効果のある「惚れ薬」も置いてってよ。

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