理由（わけ）。

感情って面白いなぁ。

あたしはしばらく自分を失っていたから、取り戻した自分自身の感情に戸惑うことがある。
たとえば、友人って居ない。
知り合いはいるけど、ある一定以上の距離はずっと保っている。
仕事の知り合い（同僚というのかしら？）は仕事辞めたら、連絡取らない。
それはいつかの自分自身が決めたルール。
自分を守る為のルール。
その枠を一度崩すほど仲良くなった女子が居た。
すっごく仲良しだった（と思っていた）。
彼女の噂はあちこちで聞いていた、あまりいい話では無かった。
それもこれも知っていて会社は彼女を選んだと上司が言った。
あたしは自分の目で人を確かめたいといつも思っている。
人から聞いた話は半分以下に留めるようにしている。
だから彼女の事も確かめたかった。

思い出すのは第一印象だ。
それはいつもあたっているのに、忘れていた。
そう彼女は上手なんだ。人を丸め込む事。自分にメリットがある人には徹底的に取り入る。
私もそのひとりだったのね。
上手く丸め込まれた。そうして私を利用し彼女はその環境の中で重要人物になった
（彼女自身がそう思っていただけだけれど）。
それで私は用なしってわけ。
それからが酷かった。
思い出すと泣けてくる。
なんであんなに彼女を受け入れたのか？
そう
淋しかったから
理由はそれだけ。
そのうち私だけにしか分からない彼女の黒い部分が見えて苦しかった。
本当に上手に世渡りが出来る人だった。
誰かの彼氏も皆、食べちゃって。

運良く仕事辞められたから、それからしばらく貝になっていた。
誰とも仲良しになりたくなかった。
誰かの黒い部分を見るのが嫌だった。
そういうところも受け入れるのが･･ってのとちょっと違う。

でも、その後ｷﾗｷﾗｵｰﾗの可愛い子と知り合えて、
「こんにちは、よろしくっ」
って言ってくれた彼女、嬉しかったな。
その後も彼女とは仲良し（って思っている）。
そこから少し学んだようで(笑)
第一印象大切にしている。

でも、今もとても人見知りです。
誰かと必要以上に近づく事が怖いんだ。
私の好きはずっと続くから、知り合った人が私に興味が無くなっても続くから。

そう誰かを愛すると
七色の感情が自分の中から
あふれてくるのね。
忘れていた、長い間。

そうして、普段なんでもない事、ささいな事でも
猛烈に腹が立つのです。
恥ずかしいけど。

好きな度合いが大きいほど、ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ怒っているって